超合金玩具の歴史って知っていますか
レトロ超合金の持つ魅力にはどのようなものがあるのでしょうか。
超合金玩具の始まりはアニメ「マジンガーZ」でした。
1971年末からアニメが放送され始め、1974年には「超合金マジンガーZ」というおもちゃが大人気になります。
亜鉛ダイキャストパーツとABS樹脂パーツで「超合金マジンガーZ」は作られました。
ダイキャストとはアルミニウム・亜鉛・マグネシウム・銅などの合金を金型に注ぎ成形する
特殊な鋳造品(材料を熱し型に流しこみ冷やし固めること)です。
「マジンガーZ」は超合金Zという何者の攻撃でも弾き返す、無敵の架空の金属で作られた設定があり、
それが再現されたかのように重厚感のあるフィギュアはたちまち少年たちの心を掴みました。
初代の超合金マジンガーZは発売からわずか3週間で5万個を売り上げ、その後は50万個を突破しました。
最終的には100万個近く売れたようで、その人気の高さが伺えます。
超合金以前のおもちゃはソフトビニール製かブリキ製でした。
その一方で、ずっしりとした重さがある超合金フィギュアは子供たちの憧れとなります。
超合金はポピーという玩具メーカーの長期に渡る人気商品となり、ブランドとなりました。
ポピーとは昔に存在したバンダイグループの玩具メーカーのことです。
その後は「勇者ライディーン」でDX超合金が始まり、直立の姿勢から変形が出来るようになりました。
「勇者ライディーン」から始まったDX超合金は高級な玩具で、「百獣王ゴライオン」も当時大ヒットを記録しました。
「がんばれ!!ロボコン」を始めとしたキャラクター超合金もあります。
次第にロボットアニメの人気が下がり、材料費の高騰などもありましたが、
発光したり音声が出たりと進化を続けいまだに人気があります。
超合金の中には女の子向けの作品や桃太郎などの作品などもあります。
現存する超合金の玩具は美しいまま保存されていることは少ないため、その希少性から人気と価値が高まったとされています。
超合金の中で展開された商品の中には以下のものがあります。
- DX超合金(様々な仕掛けが施された大型の商品)
- 超合金魂(大人向けの高級なおもちゃ)
- THE超合金(人気のキャラクターを小型化したもの)
- スーパーロボット超合金(お手頃価格の小型な種類)
- 超合金魂(超合金魂に発光や音声が備えられた種類)
中でも超合金魂として復活した「マジンガーZ」は30代から40代に向けて作られ、大ヒットを記録しました。
そのキャッチコピーは「少年の心を持った大人たちへ」とされています。
子供の頃に憧れた世代に向けられた商品です。
レトロ超合金はどこからレトロなの?
続いてはレトロ調合金とは何かという話に入りましょう。
レトロ超合金とは1974年から1997年の間に発売されたものを指します。
この時期に放送されたアニメの超合金には、子供の頃に憧れた世代に人気があります。
中でも入手困難なものはポピー超合金と呼ばれています。
1980年代にバンダイに吸収されたポピーの超合金は高価買取が期待できます。
精巧な作りで細かい部分まで再現することが可能となりました。
次に高価買取が期待できるものには限定販売品があります。
その希少性から価値が高くなっています。
続いては箱や説明書、傷やパーツがかけていない製品は高価買取が期待できます。
レトロ超合金が制作されたアニメには以下のようなものがあります。
・マジンガーZ
・六神合体ゴッドマーズ
・コンバトラーV(1970年代にアニメ放送されていました。)
・未来ロボダルタニアス
・大空魔竜ガイキング
・勇者ライディーン
・宇宙大帝ゴッドシグマ
・地球防衛軍旗艦 アンドロメダ(アニメ宇宙戦艦ヤマトで出てくる宇宙戦艦。)
「コンバトラーV」は1976年から1977年にかけて放送されたロボットアニメで、変形合体ロボットを確立しました。
アニメの設定と同じく合体するため、大ヒットを記録しました。
また、アニメと玩具の発売が同時に行われたビジネスモデルを取り入れています。
「勇者ライディーン」はロボットの状態からゴッドバードという鳥の状態に変形します。
当時はとても画期的な要素でした。
このアニメの超合金は現在も根強い人気があります。
その後はデラックス超合金が登場すると今までの超合金フィギュアは次第に人気が落ち、
ヒーロー系のデラックス超合金が人気になりました。
人気があったのは「秘密戦隊ゴレンジャー」です。
1975年(昭和50年)から放送が開始され、現代も人気がある戦隊ものの先駆けとなりました。
乗り物はポピニカというブランドから出ており、他にも様々な戦隊もののメカを売り出しています。
レトロ超合金の歴史
続いては超合金の歴史についてお話しします。
プラスチックの加工方法の一つであるブロー成型ではうまく「ジャンボマシンダー」というアニメの
フィギュアの細部を表現することはできなかったのですが、超合金ではうまく表現することができました。
商品の企画をしたのは、村上克司という、ポピーやバンダイの男児に向けた玩具の商品開発や
デザインの中心的人物となった人物です。その後、バンダイの専務となった人でもあります。
超合金を作った人物として書籍などで紹介されるようになりました。
発売当時の商品名は「ダイカストマジンガーZ」で、途中からポピーの杉浦幸昌常務によって
「超合金Z」というブランド名がつけられました。その後バンダイの取締役会長になった人物です。
「マジンガーZ」以前にアニメを支えていたのはほかでもなく菓子メーカーでした。
ですが、この時期に菓子メーカーが子供向けの駄菓子から大人向けの高級菓子に主力を移し、
提供する番組も子供番組からドラマのような大人向けの番組に以降したためアニメから次第に撤退していきました。
その後も超合金の人気は衰えることなく、玩具メーカーがアニメのスポンサーになる意欲を高めました。
原作にない動きや仕掛けを盛り込むことがよくあり、特にマジンガーZの武器で
後の巨大ロボットアニメに多大な影響を及ぼすことになったロケットパンチはほぼ全ての商品に組み込まれています。
当初はおもちゃとして売られていましたが、アニメのロボットの主流が変形し
合体するようになると様々な仕掛けが施されたデラックス超合金が発売されるようになりました。
初めてデラックス超合金が制作されたのは、「勇者ライディーン」からです。
「勇者ライディーン」から超合金の大型化が進むようになります。
その一方で「がんばれ!!ロボコン」のロボット学校の生徒や「グレートマジンガー」
のロボットジュニアのような脇役も玩具化されていきました。
その中でも、「がんばれ!!ロボコン」は同社の同年のキャラクターの中でトップになるほど売れました。
その中でも、「大鉄人17」は166万個という高い売上を記録しました。
デラックス超合金も「超電磁ロボコン・バトラーV」以降は複数のメカが合体して
ロボットになるという細工がなされ大ヒットを記録しました。
この成功により大型化と高額化が更に進み、「百獣王ゴライオン」ではとうとう9,800円に到達します。
「百獣王ゴライオン」は当時の相場に比べると高額であるにも関わらず43万個の売上を記録し、
この時期のデラックス超合金はコンスタントに高い売上を記録しました。
ですが、1万円を超えると売れなくなると判断されたのか高額化は
「百獣王ゴライオン」で一旦終わることとなります。
その後、「六神合体ゴッドマーズ」では敵側のメカも発売され、
[リアルタイプ超合金]と言う可動重視でよりリアルに動くものや、
DX超合金よりも比較的安価に手に入れることのできる「カスタムタイプ超合金」といった商品も発売されました。
1983年にポピーは系列であったBANDAI(バンダイ)に統合されます。
超合金というブランド名はバンダイがメインスポンサーとして
担ったアニメや特撮の玩具に残っています。
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