広島市南区の方にシャイニング・ウィンドのクレハ、売って頂きました!

どうも!広島に店舗を構える、DVD・フィギュア・おもちゃ等の、総合ホビー買取のグリーンスタイル、スタッフ柴やんです(^^)/

今回買い取らせて頂いた商品はこちらになります!

シャイニング・ウィンドのクレハです!このフィギュアはマックスファクトリーの『シャイニング・プロジェクト』というシリーズの一品です。

『シャイニング・ウィンド』の世界とともに味わう名フィギュア、日輪の巫女・クレハ

2007年に発売されたセガのPlayStation 2用RPG『シャイニング・ウィンド』。美しいキャラクターデザインと、仲間との「心のつながり」をゲームシステムにまで落とし込んだ独特の作品として、今なお印象に残っているファンも多いのではないでしょうか。

そんな『シャイニング・ウィンド』の魅力を語るうえで欠かせない存在が、イラストレーター・Tony氏によって描かれた個性豊かなヒロインたちです。そして、その立体化企画として展開されたのが、マックスファクトリー、ホビージャパン、セガによる三社合同企画「シャイニング・プロジェクト」です。

その記念すべきシリーズ第1弾として登場したのが、「シャイニング・ウィンド クレハ」です。

発売は2007年9月。PVC製塗装済み完成品で、1/7スケール、全高約250mm。原型制作は萩井俊士氏、発売元はマックスファクトリーです。公式の商品紹介では、シリーズ第1弾として「日輪の巫女」クレハを立体化したフィギュアと紹介されています。

単なる美少女フィギュアとして眺めても完成度の高い一体ですが、ゲーム内でのクレハの立ち位置や、Tony氏が描いたキャラクターの魅力を知ったうえで見ると、その造形にはまた違った意味が見えてきます。

 

■そもそも『シャイニング・ウィンド』とは?

『シャイニング・ウィンド』は、セガから2007年5月17日にPlayStation 2向けに発売された「シャイニング」シリーズのRPGです。舞台となるのは、混沌によって汚染され危機に瀕した「夢幻大陸エンディアス」。異界からやってきた3人の少年たちが、「心剣」を操る「ソウルブレイダー」として戦う物語です。

本作を特徴づけているのが、その「心剣」という設定です。

主人公たちは、パートナーとなるキャラクターの「想い」を結晶化した武器――心剣を手にして戦います。つまり、武器そのものが仲間との心のつながりから生まれるのです。

さらに、パートナーとの心のシンクロによって心剣が成長し、誰をパートナーに選ぶかによって戦闘だけでなく、キャラクター育成や戦術にも変化が生じます。

この「仲間との絆」を前面に押し出したゲームシステムこそ、『シャイニング・ウィンド』の大きな特徴です。

アクションRPGとして敵と戦うだけではなく、仲間たちとの会話やイベントを通じて相手の心に触れていきます。そして、その関係性がゲームプレイそのものにつながっていくのです。

当時のゲームレビューでも、キャラクターとの絆を深めるイベントや、相手の心情・記憶を描く「心象世界」などが本作の大きな魅力として評価されていました。

 

■Tony氏が描く、繊細で美しいキャラクターたち

『シャイニング・ウィンド』を語るうえで、もう一つ外せないのがTony氏によるキャラクターデザインです。

柔らかな色彩、長い髪、華やかな衣装。そして、一見すると可憐でありながら、それぞれのキャラクターにしっかりとした個性が与えられています。

クレハもその代表格です。

クレハは「日輪の巫女」と呼ばれる少女で、物静かで落ち着いた雰囲気を持ちながら、その内面には強い意志を秘めているキャラクターです。公式のフィギュア紹介でも、「ふんわりとした雰囲気と物憂げな表情」の一方で、瞳の奥には芯の強さが感じられる存在として紹介されています。

そして、彼女を象徴する装備が大きな弓です。

クレハは弓道部の主将という一面も持っており、ゲーム中でも弓を武器として扱います。そのため、和風の要素を取り入れた衣装と弓が、彼女のキャラクター性を非常に強く印象づけています。

「巫女」と「弓道部の少女」という、一見すると異なる二つの要素が同居していることも、クレハというキャラクターの面白さでしょう。

 

■「シャイニング・プロジェクト」第1弾としてのクレハ

そして今回の主役であるマックスファクトリー版クレハです。

商品名は「シャイニング・ウィンド クレハ」。1/7スケールで全高約250mmという、現在の感覚から見ても十分な存在感を持つサイズです。発売当時の価格は7,200円(税込)。原型制作を萩井俊士氏が担当しています。

このフィギュア最大の魅力は、やはりTony氏のイラストが持っていた柔らかな雰囲気を、立体として成立させているところにあります。

クレハの表情は、派手に笑っているわけでも、戦闘中の険しい顔をしているわけでもありません。

どこか物憂げで、静かにこちらを見つめるような表情です。

この「静けさ」が、クレハというキャラクターを象徴しています。

フィギュアというと、立体映えを狙って大きなアクションポーズにしたり、表情を強調したりするケースも多いものです。しかし、このクレハはそうした方向とは少し違います。

長い髪や特徴的な袖、大きな弓を備えながらも、全体として感じられるのは「静」の美しさです。

だからこそ、棚に飾ったときにも強い存在感を発揮します。

 

■衣装と髪の流れが生み出す立体感

クレハのデザインで目を引くのが、特徴的な袖を持つ衣装です。

イラストでは一枚の絵として美しく成立していた衣装を、フィギュアでは立体物として再構成しなければなりません。

特に長い髪や袖は、平面イラストでは簡単に表現できても、フィギュアでは重量やパーツ同士の干渉、全体のバランスまで考える必要があります。

マックスファクトリー版では、そうした要素を含めてクレハらしいシルエットが構築されています。

正面から見たときには、顔と衣装、弓が視線を集めます。

一方、少し角度を変えて見ると、髪や袖によって横方向にも大きく広がります。

1/7というスケールも相まって、単に「立っているキャラクター」ではなく、一枚のTony氏のイラストをそのまま立体化したような印象を受けるのが面白いところです。

 

■大きな弓が「クレハらしさ」を決定づけます

もう一つ注目したいのが、彼女の弓です。

公式紹介でも、弓道部主将であるクレハの得意武器として大きな弓が挙げられており、衣装と並んでキャラクターを象徴する重要なアイテムとなっています。

美少女フィギュアでは、武器が単なる付属品になってしまうことも珍しくありません。

しかしクレハの場合、弓があることで「日輪の巫女」という幻想的なキャラクター性と、「弓道部主将」という現代的な少女としての側面が同時に伝わってきます。

ゲームを知らない人が見ても、「普通のファンタジーキャラクターとは少し違う」という印象を持つのではないでしょうか。

そしてゲームを知っているファンなら、「ああ、クレハだ」と一目で分かります。

キャラクターを象徴する小物が、そのままフィギュアのアイデンティティになっているのです。

 

■「心」を描いたゲームだからこそ、クレハの表情が映えます

『シャイニング・ウィンド』の魅力を理解すると、このフィギュアの表情がより印象的に見えてきます。

本作は、単純に「強いキャラクターが敵を倒す」というゲームではありません。

仲間との関係性が、心剣という武器にまで反映されます。

公式資料では、パートナーとの心のシンクロによって心剣が成長すること、さらに「心象モード」と呼ばれるビジュアルノベル形式の場面で、パートナーとの心の触れ合いや心情が描かれることが紹介されています。

つまり、キャラクターの「強さ」だけではなく、「心」が重要な作品なのです。

そう考えると、クレハの物静かな表情にも納得できます。

派手なポーズではなく、静かにこちらを見つめる姿。

それは、戦場に立つ戦士というよりも、プレイヤーと心を通わせる一人のパートナーとしてのクレハを感じさせます。

このフィギュアが単なるキャラクターの立体化に留まらず、「シャイニング・ウィンドらしさ」を感じさせる理由は、そこにあるのかもしれません。

 

■後続の「シャイニング・プロジェクト」へつながる一体

マックスファクトリー、ホビージャパン、セガによる「シャイニング・プロジェクト」は、その後も『シャイニング・ウィンド』のキャラクターを立体化していきました。

クレハに続く第2弾として登場したのは、ルミナスナイツ団長のシーナです。公式サイトによれば、こちらもTony氏のイラストをもとに、振り向きポーズを立体化するために何度も調整が行われたということです。

さらに後年には、クレハ、シーナ、クララクラン、ゼクティらの水着バージョンも同じ三社合同企画から展開されました。クレハの水着ver.は2010年9月発売、1/7スケール、全高約230mmで、Tony氏描き下ろしイラストをもとに立体化されています。

こうして見ると、最初のクレハは単独の商品というだけではなく、「シャイニング・ウィンド」のキャラクターを本格的なスケールフィギュアとして展開していく企画のスタート地点だったことが分かります。

 

■2007年という時代を感じさせる「Tonyフィギュア」の一つ

現在では、ゲームやアニメのキャラクターを立体化することは当たり前になりました。

しかし2000年代後半には、イラストレーターが描いた繊細なキャラクターを、1/7や1/8といった大きなスケールでフィギュア化すること自体に特別な魅力がありました。

特にTony氏のキャラクターは、顔立ちだけでなく髪、衣装、身体のライン、色彩まで含めて一枚のイラストとして完成されています。

それを立体にするには、単にパーツを作るだけでは足りません。

イラストの「空気感」をどう立体物に変換するかが重要になります。

マックスファクトリーのクレハは、その課題に対して正面から向き合った一体と言えるでしょう。

公式商品説明でも、Tony氏のイラストとの比較について強い自信を示しており、当時から「Tony氏の描いたクレハをどこまで立体で再現できるか」が大きなポイントだったことがうかがえます。

 

■今だからこそ見直したいクレハの魅力

発売から長い年月が経過した現在、このフィギュアを見ると、単なる「懐かしい美少女フィギュア」という以上の魅力があります。

それは、『シャイニング・ウィンド』という作品そのものが持っていたキャラクター重視の世界観と、2000年代のTony氏によるキャラクターデザイン、そして当時のマックスファクトリーが手がけたスケールフィギュアの方向性が、一つの形に凝縮されているからです。

クレハは、派手なアクションポーズで見る者を圧倒するタイプのフィギュアではありません。

むしろ、静かな表情、長い髪、特徴的な袖、そして大きな弓。

それらが組み合わさることで、凛とした美しさを作り上げています。

そして、その姿を眺めていると、かつてPlayStation 2で遊んだ『シャイニング・ウィンド』の世界まで思い出させてくれます。

仲間と心を通わせ、心剣を手にして戦う少年たち。

美しくも危険な異世界。

そして、プレイヤーの前に立つ魅力的なパートナーたち。

クレハというキャラクターは、その「心に触れるRPG」という作品コンセプトを象徴する存在の一人でした。

だからこそ、このマックスファクトリー版クレハは、単にTony氏デザインの美少女を立体化したフィギュアではありません。

『シャイニング・ウィンド』が持っていた「キャラクターと心を通わせる」という魅力を、2007年当時のフィギュアという形で残した、シリーズを象徴する一体なのです。

現在、改めてこのフィギュアを手に取るなら、ぜひゲームの設定やクレハというキャラクターを思い浮かべながら眺めてみてください。

物憂げな瞳の奥に感じられる芯の強さ。

巫女であり、弓を手に戦う少女。

そして、プレイヤーと心を通わせるパートナー。

そうした背景を知れば知るほど、約250mmの立体から感じられる「クレハらしさ」が、より鮮明になってくるはずです。

マックスファクトリーの「シャイニング・プロジェクト」第1弾として誕生したクレハは、発売から年月を経た今もなお、『シャイニング・ウィンド』とTony氏のキャラクターデザインを語るうえで外せない、記念碑的なフィギュアの一つと言えるでしょう。

 

~インフォメーション~

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