はい、柴やんです(^_^)/
先日に引き続き、フランス・コニャック地方で作られる高級ブランデー「コニャック」、その中でも5大コニャックと言われるヘネシー、マーテル、カミュ、レミーマルタン、クルボアジェの有名銘柄の一つ、「レミーマルタン XOスペシャル」を売って頂きました~。
コニャックにはフランスワインのようにAOCという法律がありまして、さまざまな規定と制約によって品質が保たれています。
そしてXOとはコニャックのランクを表すものなのです。
熟成年数の長さをコントという単位で示すのですが、XOのコントは6で、7年以上熟成させたものになります。
「ヘネシー」の時も書いたのですが、コニャックに使われるブドウはコニャック地域で栽培する、糖度の低いユニ・ブランという品種が主流です。
ユニ・ブランは酸味が多いので雑菌が繁殖しにくく、香味成分が多くなるという長所があるためです。
そしてアルコール度数が高くならないので、さらに香味成分が濃縮されやすくなるのです。
またこのブドウの畑の位置によって品質のランク分けがされていて、グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュという地区で獲れたブドウが最高品質とされています。
そしてこれらのブドウで造られたコニャックは、高品質のフィーヌ・シャンパーニュ・コニャックと呼ばれます。
レミーマルタンで使用するのはこの最高品質のブドウのみ、というのが大きな特徴といえます。
シャラント式蒸留器にいれたワインを直火で加熱し、2回の蒸留を行うのがコニャックの蒸留方法で、レミーマルタンでは加熱温度を段階的に上昇させていく方法が使われています。
蒸留が終わったらアキテーヌ・リムーザン・ポワトゥー・シャラントという地域で採ったオーク材の樽で寝かせます。
ここのオークは穴が大きいので熟成に適し、さらに入れたコニャックで穴が詰まっていくことでより最適な樽になってゆくそうです。
樽の内側を焦がすことを「チャー(Char, Charing)」と言うのですが、焦がされた木材の表面は炭化し、少し内側はキャラメル化し、熟成中のウイスキーに香りや色を着け、粗さをとり、滑らかに落ち着かせていく効果を持つようになります。
レミーマルタンXOスペシャルは果実味を重視しているので、この「チャー」の焼き加減はごく軽めにしており、それが深みのあるフルーティーな味わいと独特なスパイシーさ、芳醇な香りを作り出しているのです。
さてさて、高級ブランデーの代表格として知られるレミーマルタンの中でも、多くの方がお持ちなのが「レミーマルタン XO スペシャル」でしょう。
昔に海外旅行で購入して、ご自宅で大事に保管されている方も多くいらっしゃるのでは?
子供の頃友人宅に遊びに行くと、大事そうに飾ってあった物を見た記憶があります。
今思えば温度管理とか大丈夫だったのかなーと、思ったりwww
で、この「レミーマルタン XO スペシャル」、旧ラベルと呼ばれるものがありまして、旧ラベルには表ラベルの下部に現行ボトルにはない金のレリーフがあるのです。
ブランデーは熟成期間が長いものほど価値が高くなります。
ということは、旧ラベルの方がより長い期間熟成されていたという事で・・・後は解りますよね?www
同じレミーマルタンXOでも旧ラベル(旧ボトル)と新ラベルでは相場が違ってくるので、お家にあるわーと言う方は確認してみて下さいね(^◇^)
そして、もう飲まないわーと言う方は、是非グリーンスタイルにお持ちください、思わぬ臨時収入になるかもしれませんよw
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